私はここ4〜5年ほど、Chromebookを愛用しており、教育および研究活動にほぼ支障をきたすことはない。特に、その軽量さとバッテリー寿命の長さが、授業におけるプレゼンテーションや移動時での利用において非常に便利であると感じている。
唯一の難点はExcelのレイアウト機能を利用した申請書類の作成であるが、やはりその操作性においてオンライン版には制約がある。Excelオンライン版では復元できない場合も多々あり、その都度、他OSのスタンドアロン版に頼らざるを得なくなる。穿った見方をすれば、レイアウトの完全互換性を確立してしまうと、スタンドアロン版が売れなくなってしまうということもあるのかもしれない。
参考に、手元にある2番目に高性能なChromebookのベンチマークを計測してみる。
CPUのスペックは、
ブラウザのベンチマークで定評のある、Octane 2 plus で計測してみる。
ランキング表では、このようになった。
ベンチマークとは、コンピュータやソフトウェアの性能を評価するための基準。特定のタスクや処理に対する速度や効率を測定するためのテスト。結果は数値やスコアで表され、異なる機器やアプリケーション間での比較を可能にする。開発者やユーザーにとって、製品選びや性能向上の指標となる。
Chromebookとは、Googleが開発したChrome OSを搭載したノートパソコン。主にウェブアプリケーションを使用するために設計されている。軽量で起動が速く、バッテリーの持ちが良いのが特徴。教育やビジネスシーンでの利用が多い。価格も比較的手頃で、コストパフォーマンスに優れる。
スタンドアロンとは、他のソフトウェアやサービスに依存せずに個別に機能することができるアプリケーションやシステムのこと。一般的には、自分だけで運用でき、インターネット接続や外部のリソースがなくても使用可能なソフトウェアを指す。コンピューターの性能を最大限に活かすことができるという利点がある。