生成AIなど最先端技術の発展により、人間の存在や価値観に関する根本的な問いが生まれていることも設立の背景にある。
NTTはなぜ京都哲学研究所を造ったのか。「新しい社会インフラには新しい哲学が必要」
NTTが京都大学と共同で「京都哲学研究所」を設立しました。会長の澤田純氏は、IOWNなど最新技術が社会にもたらす変化に対応するには、新たな哲学が必要だと言います。生成AIの発展や地政学的なリスクの高まりを背景に、同研究所は何を目指すのでしょうか。
社会インフラとは、社会の機能や活動を支えるための基盤となる設備やシステムのことを指す。具体的には、交通インフラ(道路、鉄道、空港など)、通信インフラ(インターネット、電話網など)、エネルギーインフラ(発電所、送電網など)、上下水道システムなどが含まれる。これらは、経済活動や日常生活において重要な役割を果たし、社会の発展と安定に寄与している。