三井物産の取り組み。Udemyの教材を活用しているようです。
要点
- DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の重要性
- DXは三井物産のDNAとされ、デジタル技術を活用して会社全体を変革・加速化することを目指している。
- ツールとしてのデジタルだけでなく、それを活用するための制度、ルール、人材を整える必要が強調された。
- DX人材の育成
- DXスキルの習得を全社員に推進し、デジタル武装を業務に取り入れることが進展。
- 3年前と比べ、DXが「読み書き・そろばん・英語」と並ぶ基礎スキルとして浸透。
- DXの3つの目的
- 生産性向上。
- 売上利益の向上。
- 新たなビジネスの創出。
- 実践重視の学び
- 学ぶこと自体が目的ではなく、仕事での実践に直結することが重要。
- 自律的な学習と実践を通じた成果の強化を目指す。
- 成果と今後のステップ
- DXの実装案件数が当初の20件から50件に増加。
- 次の段階は、学んだ知識を各組織で自立的に活用し、さらに変革を推進。
- 三井DXアカデミーのプログラム
- DXスキル研修:全社員を対象とした4段階の研修。
- DXブートキャンプ:即戦力人材の育成を目指すプログラム。
- DXエクスチェンジプログラム:海外の最新技術やAIを学ぶプログラム。
- DX人材認定制度
- スキル認定の仕組みを整備し、研修後の実践への移行を途切れさせない工夫を実施。
- 人材戦略の成果
- DX関連の研修参加者が倍増し、400名に達した。
- 内製プログラムを活用し、実践に結びつける流れを構築。
Udemyは、オンライン教育プラットフォームであり、個人や企業向けに広範なコースを提供している。特に、自分のペースで学べる点が特徴で、さまざまな分野の講師が自作の教材をアップロードし、受講者が自由にアクセスできる仕組みをもつ。